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超希少冊子の内容画像、ご紹介頂きました!(昭和17年頃)

先ずは書籍「思い出のとしまえん」中、42-43ページに表記のあるマップ、
これ、実はマップというより当時のパンフレットの一部の様です、いやパンフレットというよりは紹介冊子で内容の濃いものでした、

今回もMe様より同時期のかなり希少な、その中身を含めました冊子の画像を頂きましたのでご紹介していきます、非常に価値のある資料ですのでお楽しみいただけると思います。

先ずは表紙、裏表紙(ご提供Me様)

東京市板橋区練馬向山町、電話:練馬48-126とあります、描かれているのは音楽堂でしょうか、油絵の様です。

1-2ページ(ご提供Me様)

ここでよくわかるのは古城前の土地は低地で当時は丘の上にあったイメージだったということです、現在は埋め立てのせいで古城(木馬の会事務所)やエントランスは平地にあるような気になっていますが豊島園駅前はもう少し低い位置だったと言う事ですね。
練馬城址への記載もありますが白瀧神社(7-8ページのマップには白瀧稲荷で記載あります)に関しては城山稲荷神社と称される記述もあるようです。
入園料大人30銭、子人15銭。

3-4ページ(ご提供Me様)

滑り台、釣り堀、ブランコ、人力の回転遊具、遊具に関しては今の公園にあるものに通じています、ただ、右上の「高い高い山より高い」は何なのか??どう見ても水着なのですがこの時代は飛び込みプールは存在しません、こうしたたのしい遊園、が、かうした、と記載されているのも興味深いですね、しましょう、は、しませう、みたいな。

5-6ページ(ご提供Me様)

飛行船、ウォーターシュート、豆汽車、豆自動車などが記載されています、豆自動車は子供だけで運転しているのですが動力は何だったのでしょう、気になりますねー、豆汽車の汽車部分の形状も何を模しているのか気になります。

7-8ページ(ご提供Me様)

桃太郎神社、自然動物園、野外劇場、温室・花壇と画像があります、桃太郎神社の周りの池はボートに乗れたことを初めて知りました、野外劇場は何やら陽気な演奏が行われているようですが女性ばかりの様に見えます、バックには日章旗と旭日旗、戦時中でも娯楽と、子供たちの為の大切な場所だった事が伺えます。

9-10ページ(ご提供Me様)

セールスぺーじです、料金表が並び、企業向けでしょうか、スポーティング、と表紙運動会幹事向けのセールス文、料金が記載されています。余興、楽隊、花火はお安く提供いたします、そのほか、お勉強いたします、などの表現もあり(そこの部分漢字が読めない(^^;))など企業感が伺えます。ファンの方からご教示頂きました、「団体写真」と読むそうです、ありがとうございますm(__)m

11-12ページ(ご提供Me様)

こちらは幹事さん向け運動会どうっすかー!のやはりセールスページです、ただ、このパンフレット(冊子)が昭和17年として、少なくとも昭和57年の時点ではとしまえんで会社運動会というものは開催されていましたので40年以上、としまえんは企業の運動会会場として使用されていたことになります、因みに管理人も練馬駅前(北口)の和光保育園出身でして運動会はいつもとしまえんでした、母親のスプーンレースは今でもアルバムに残ってます(^^♪

13-14ページ(ご提供Me様)

最終ページは食事関連、運動会などの模擬店あ(屋台)、中央大食堂、古城喫茶、スポーツランド喫茶のメニュー表、メニューにラーメンどころかうどん、そばなど汁物は一切ありません、すこし謎ですね。そのほか、聚楽荘には家族向け浴場があり、名物の田園味覚料理、鯉料理をお試し願います、と記載があります。

いかがでしたでしょうか、管理人も初見の資料でとてもありがたかったです、と同時に楽しかったです。

Me様、今回も誠にありがとうございましたm(__)m